オンライン診療とは、スマートフォンやパソコンを通じて自宅などから遠隔で医師の診察を受ける仕組みである。2018年度より医療保険の適用が開始され、新型コロナウイルスの影響もあって初診にも対応が広がった。2022年度の診療報酬改定により、オンライン診療時の初診料が恒久化され、これに対応する医療機関は2023年10月時点で1万を超えている。しかし、オンライン診療は触診ができないため、医療界では対面診療の補完的な役割と見なされることが多い。
厚生労働省はオンライン診療の目的として、患者の日常生活情報の取得や医療アクセスの向上、治療効果の最大化を挙げており、今後も重要なツールとして発展が期待されている。ただし、実施には対面診療との適切な組み合わせが基本であり、かかりつけの医師が行うことが望ましいとされる。
