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マイナ保険証と医療DX(基本用語解説)

News Letter 2024年1月

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マイナ保険証は、マイナンバーカードに健康保険証の機能を統合したもので、政府はこれを医療のデジタル化(DX)を推進する重要なステップと位置づけている。医療DXの主目的は「医療情報の共有化」であり、これにより医師が多くの情報に基づいて正確な診断や治療を行い、患者に質の高い医療を提供できるようになる。医療機関や薬局、介護事業所などが患者の医療データを共有し、重複投薬の解消など医療の質を高めながら医療費を適正化する。高齢者の増加と医療費の拡大が進む中、政府は次世代にも持続可能な社会保障をかなえるため、医療DXの推進に注力している。

医療データは重要な個人情報であり、厳格な本人確認が必要である。従来の保険証には顔写真がなく、セキュリティ面での不安が指摘されていたため、顔写真とICチップ付きのマイナンバーカードはセキュリティを強化できるのではないかという狙いもあった。しかし、他人の情報が誤って登録されるなど、個人情報が逆に脅かされるトラブルが相次いでいる。これを受けて政府は健康保険組合に住民票による本人確認の徹底や、認知症の人向けに暗証番号不要のマイナンバーカードの導入、マイナ保険証を持たない人向けに「資格確認書」の発行などの対策を講じている。河野太郎デジタル相は現行の保険証を2024年秋に廃止する方針を打ち出し、医療DXの成果に直結するマイナ保険証を普及したい考えである。

参考文献

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